
ネフ社のおもちゃの実物が観られる、そして一部は実際に“触れる”ことができる展示、
目黒区美術館「○△□えほんのせかい+目黒区美術館トイコレクション / クルト・ネフ生誕99年」に行ってきました。
展示をちょこっとご紹介
写真撮影可だったので、展示を一部ご紹介!

最初に入った展示室には、でっかいネフスピール、でっかいアングーラ、でっかいキュービックスなどがずらり!
これらの巨大ネフスピールたちは、展示用につくられた特別なものだそうです。

別の展示室では、大量のネフスピール×リグノで構成された作品!
他の誰にも真似できない、唯一無二の造形に圧倒されました。
噂の「ネフバウ」も!

「ネフバウ」は堀こどもクリニックの先生が所蔵されているもので、実物を観られる貴重な機会でした。
気になる方は、クリニックのブログや、相沢康夫さんのYouTubeで詳しく紹介されています。
クルト・ネフさんからニキティキへの贈りもの

こちらはクルト・ネフさんがアトリエ ニキティキにプレゼントしたもの。
入れ子構造になったネフスピールが展示されていて、
こんなものまで作れるんだと技術力の高さにびっくりしました。
トイプレイコーナーが楽しい!
ネフ社の積み木などで実際に遊べる、プレイコーナーも併設されています。
訪れた日にスタッフさんに聞いた話では、平日40分/休日30分の交代制(混雑していなければ、続けて遊べることもあるそうです)。
年齢制限はなく、小さなお子さんから大人まで夢中で遊んでいる様子でした。
リグノ、ネフスピール、セラなどが大量にありました!
小学生くらいのお子さんたちが「どこまで高く積めるか!」に挑戦していて、微笑ましかったです。

そのほかのおもちゃは、
カレー・タリス・イカモ(大)・30の動物・16の魚・動物パズル など
ずっと気になっていた「イカモ(大)」で遊べたのが、私はうれしかったです!

グッズ販売もありました
チケット売り場の近くでは、ニキティキのおもちゃや書籍の販売も。
おもちゃは、ポキポキ人形、木製バッジ、マッチ箱の積み木、ネフ社のコマやラトル、コルスなどを見かけました。
書籍は、今回の図録や過去展示の図録、『デザインと玩具』『せかほし』『EDU-TOY』など。
今回の図録は、エンボス加工の表紙がかわいい!

図録に載っていない展示品もあるので、やっぱり、展示を心ゆくまで観ることをおすすめします!
「観る」「触れる」ことでわかること
画像などで知っていたネフ社の積み木でも、実際に、観て、触ってみると、印象がまた違いました。
とくに「実際に遊んでみる」ことで得られる情報の豊かさには驚きました。
触れられない展示物も、「どんなふうに動くんだろう?」と気になるものが多かったです。
トイコーナーにないおもちゃは、動画でどんなふうに動くか、ちょっと見せてもらえるとうれしいなと思いました!
『まるさんかくぞう』の展示も
今回の展示では、『まるさんかくぞう』(及川賢治・竹内繭子/文溪堂)のコーナーもありました。
うちの子が、はじめて一冊通して声に出して読めた本。
さんかく ぞう まる
ぞう ぞう しかく
『まるさんかくぞう』(及川賢治・竹内繭子/文溪堂)
リズムが心地よいので、子どもも自然と読むようになったんだろうな、と思います。
色や形、リズムや規則性に導かれて、声を出したくなる、積みたくなる。
ネフ社の積み木、『まるさんかくぞう』どちらにも、人の遊び心を引き出す力があるのだと感じました。